56歳、背が低く、禿げ頭にフケだらけ、鼻毛・耳毛は伸び放題、
キツい口臭、小指の爪だけ伸ばしていて、理屈っぽくて、口は出す
が行動しない、したがって結婚歴は無いと云う、経理課長が居る。
まぁ容姿はどうだって良い。
根性が気に入らないのだ。
ところで、以前から「掃除機」というものが邪魔で仕方なかった。
出し入れが面倒だし、収納スペースも取り、床や畳も傷める。
コンパクトで強力な吸引力がウリのダイソンを考えたが、たいした性能では
無いという知人の話と、値段の異様な高さで断念。
ダスキンモップを3ヶ月程使ってみたが、しっかり埃を取って呉れるのは
最初だけで、すぐに吸着面に限界がきてしまい、くっつけた埃を撒き散らす。
結局、白木屋傳兵衛の棕櫚箒(シュロホウキ)で落ち着いた。
掃除機よりも手軽で疲れない。
そもそも掃除機はカーペットの上を土足で生活する欧米のシロモノ
であり、畳と床に対しては箒が効率的なのだった。
さて、着替えに会社のロッカーに向かうと、経理課長が腰を折り、
メリハリの無い尻を包む、白いブリーフをこちらに向けていた。
蹴り上げたうえにぶった切り
箒の柄で突きたくなったのは云うまでもない。
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